特長
- 様々なタイプの車いすに使用でき、リハビリテーションからアスリートの測定まで広範囲でご利用いただけます。
- 最大速度45km/h、左右の独立したスピードとトルク、W(ワット)などを測定できます。左右の車輪を個別に推進させることで、左右の力を各々測定することができます。左右または推進力のわずかな差も検出可能です。測定結果への様々な影響を可視化できます。
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測定の種類
- 等慣性モード:ローラーの抵抗・速度を調整
- ローラーの抵抗/速度を自由に調整できます。自転車エルゴメーターを使用しているイメージでご利用可能です。
- アイソキネティックモード:ローラーは設定された速度で動作
- あらかじめ設定された速度に合わせて、被験者がローラーを動かします。設定速度に合わせてローラー抵抗は自動的に増減します。
- W(ワット)モード
- 定常状態速度設定の時のみ使用可能です。
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- 慣性シミュレーション
- 被験者や車いす重量に関係なく、慣性シミュレーションが可能です。個別にキャリブレーションを行うことで、被験者は車いすを実際に使っているような体験ができます。表面抵抗の設定も可能です。ダイナミックキャリブレーション (動的校正) により、抵抗のより良い配置とシミュレーションが可能となりました。
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- 測定の再現性
- 被験者の体重、車いす重量、車いすの車輪やリムサイズ等を設定・登録します。測定毎に簡単なキャリブレーションを行うことにより高い再現性を実現します。
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- 車いすのポジショニング
- レバー操作が簡単なポジショニングシステムにより車輪を固定、ローラー中心にセット、再現性と信頼性のある測定を実現します。また、付属の固定ベルト(4点)で車いすに固定します。固定ベルトでロック・リリースが簡単にでき、車いすを安全に固定できます。
- 設置方法の選択(床置き設置または埋め込み設置)が可能です。