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フィジオフローとは:
測定原理・相関など
Product

非侵襲インピーダンス式心拍出量計 フィジオフロー 6枚の電極装着位置

「フィジオフロー」は、心拍測定にベースライン(Z0)法を採用せず、インピーダンスシグナル(純粋な波形解析)の形態学、シグナル形態学インピーダンスカーディオロジーを使用しました。

インピーダンス・ベースライン(Z0)の変化に起因する不安定要素を排除しています。

フィジオフローの測定原理

新たな発想による新インピーダンス・アルゴリズムは、インピーダンス波形の変化の解析が容易に行え、安静時はもとより運動負荷試験時においても体動に影響されず正確かつ連続的にモニターが可能です。

フィジオフローではシグナル形態に基づく新アルゴリズム(※特許) を用い、心周期を時間的にみたインピーダンスシグナルの特定の点、ならびにこのシグナルの1次導関数(dz/dt)および相対的振幅を検出しています。

こうした特定の点の組み合わせにより、シグナル形態を評価し、一回拍出量を算出することが可能になっています。これは、インピーダンス・べ一スラインがたとえ不安定であっても、体動に影響を受けず計測されていることを意味します。

フィジオフローはこの測定原理により、従来に比べて正確かつ再現性が高く、又使用が容易であり様々な病態生理状況での臨床検査が可能です。

SM-ICGTMは、非侵襲血行動態モニタリングの限界に挑戦し、困難な測定条件、患者でも正確かつ再現性のある機密性の高い測定を提供します。(※1995 日本国特許取得)

従来のインピーダンス心拍出量計

従来のインピーダンス式心拍出量計はべ一スライン(Z0) 法を採用していますが、測定精度を上げるために電極の装着や被験者への制限が多く、体動による測定ミスが多いため臨床面で実用的ではありませんでした。 また一回拍出量を算出する際、インピーダンス・ベースライン(Z0)を必要とします。

インピーダンス・ベースライン(胸郭インピーダンスの絶対値:Z0) 法は、電極の位置の決定方法、皮膚の厚さ、発汗、および胸部インピーダンスを変化させる要因の内、一回拍出量とは直接相関しない病理現象(たとえば肺水腫や気腫等)に大きく左右されます。

また、インピーダンス・べ一スライン(Z0) は運動時に大幅に変動するため、運動負荷試験などの条件下では測定値が不安定、または測定が不可能となります。従ってインピーダンス・べ一スライン法によるカルジオグラフは、特殊な研究以外の臨床検査に用いられることはほとんどありませんでした。

従来のICG(Z0)は過去数十年に渡り調整・向上されましたが、信頼性の低いベースライン胸部インピーダンス(Z0)に対する依存は克服されることはありませんでした。

以上の問題を解決するため、従来のベースライン胸部インピーダンス(Z0)と独立した心拍出量計がPhysioFlowにより再発明されました。

他方法の心拍出量測定との相関関係

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